ちーぴんのお笑いとアニメのブログ

アニメ・お笑い賞レースについて

2018冬アニメ 感想

o-463ki3ki.hatenablog.com

 

去年の僕、めちゃめちゃ頑張ってますね。

しかし今期は23本。一人之下まで見る気力があれば24本。

途中でPS4もやりながら、ある程度リラックスした雰囲気で見れているのではないかと思います。

完走したアニメの感想を、随時更新していきます。

 

3/23 「ラーメン大好き小泉さん」「ゆるキャン△」 追加

3/25 「スロウスタート」「ポプテピピック」 追加

3/27 「学園ベビーシッターズ」 追加

3/28 「からかい上手の高木さん」「三ツ星カラーズ」 追加

3/29 「citrus」「おそ松さん」 追加

3/31 「デスマーチから始まる異世界狂想曲」 追加

4/2 「たくのみ。」 追加

4/4 「りゅうおうのおしごと!」 追加

4/5 「恋は雨上がりのように」「ミイラの飼い方」 追加

 

ラーメン大好き小泉さん

最高点:76点(2話)  平均点:67.82点

ラーメン大好きな小泉さんが全国津々浦々のラーメンを食べまくる。そのラーメン愛に病的に惚れ込む大澤悠と、中村美沙高橋潤が、釣れない小泉さんと時々ラーメンを食べ、ラーメンの魅力に気づいていく。

2015年夏にテレビドラマが放送。中村美沙はいるのにメガネの高橋潤が最終回しか出てなくて草。

表情1つ変えず放課後に毎日、休日には1日に4食5食とラーメンをすする小泉さん。実在するお店の紹介や、ラーメン博物館、インスタントラーメン居酒屋の紹介、インスタントラーメンのアレンジ法など、レポートも知識も大盛り仕様。

このアニメのおかげでラーメン屋に行った人も多数いるとか。

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キャラの関係性においては大澤悠の小泉さんストーカーが目を引くがこれは賛否両論。でもラーメンだけで12話は飽きるしこれくらい濃くしててもいいんじゃない?この中では1番好き。

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EDはそこそこ、OPはとても良い。それとブリッジの「ララララーメン、大好き、古泉さん」の絶妙なリズム感がこのアニメをより引き立てていました。「幸腹グラフィティ」の「食べ~る~作~る~」のそれやね。

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ただ言ってしまえばそれだけ。女子高生がラーメン屋に行き、美味しい美味しい言ってる、それだけっちゃそれだけ。

あと引っかかったのは、ラーメンが好きって言うのは「美味しいラーメンを食べ歩く」っていうニュアンスで捉えていたんだけど、小泉さんはコンビニでカップ麺食ったり、登山道の小屋で出してるラーメンわざわざ食べに行ったりしてたからすごく違和感。めちゃくちゃ悪く言うとラーメンが好きと言うより麺をすする食事法に快感を覚えているだけなんじゃないか?って一瞬思ってしまった時もあった。

 

評価:★★☆☆☆

ラーメン好きな人、女の子がいっぱい食べてるのが好きな人は是非。

 

 

ゆるキャン△

最高:82点(12話)  平均:75.45点

1人キャンプが好きな志摩リンに出会った各務原なでしこは、キャンプに興味を持ち、大垣千明犬山あおいの所属する「野外活動サークル(野クル)」に入部する。リンの友人斎藤恵や顧問の鳥羽美波と知り合い、規模を大きくしていくうちにリンもグループ単位でのキャンプに興味を抱き、6人でのクリスマスキャンプをゆるく楽しんだ。

OPが大好き。ジャクソン5の「I Want You Back」に似てると話題だが、かなりの良曲。

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内容は4コマ原作かと勘違いするほど、キャラ同士の会話の掛け合いのテンポが良いです。その中にキャンプ知識あり、グルメありと盛りだくさん。

特になでしこ、千明の2人がいい感じにアホで、こんなアホでもキャンプが出来る、キャンプって意外とハードルの低いものなんだと見てとれました。もしかしたら「ポケモンGO」に次ぐひきこもり解消の種火になるかもしれない。f:id:o_463ki_3ki:20180323223840p:plain

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ただ口先だけで言っているわけではなく1人1人の興味と積極性はあるわけで、それに伴ってお互いの足並みも揃えようとする。自分はもちろんみんなが楽しめるようなアイデアや意見を遠慮なく言える雰囲気作りから、それぞれに合った役割分担、それでいて全員が楽しめている。6人で(先生は入れるべきなのか…?)きれいな1つの輪ができているように見えました。

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男同士のキャンプではこうはいかないと思う。女の子同士でしか生まれないユニークなゆったり感への羨望が、男性視聴者に刺さったのではないかと思いました。

 

評価:★★★★☆

キャンプや旅行が好きな人、癒されたい人、いい人が出るアニメを見たい人。オススメです。

 

 

スロウスタート

最高:76点(1話)  平均:68.17点

一之瀬花名は高校受験をおたふく風邪で受験できず、1年間の高校浪人*1を経て女子高へ入学する。そこでクラスメイトの百地たまて十倉栄依子千石冠と仲良くなるが、不器用な性格故浪人の事は未だ秘密にしたまま。しかし明るく活発なクラスメイトに囲まれ、徐々に前向きになっていく。 
これを冬に放送するのはある種の策を講じていると感じなくもない。
1話のラストで中学浪人という衝撃の事実を叩きつけ、それに沿った四苦八苦が披露され、万年さんは大学浪人、志温ちゃんは就職浪人と意外な設定が飛び出すも、基本的にはクラスメイトとのんびり高校生活を楽しむアニメ。
花名を含め4人とも友達思いの親切で優しいJKばっかりで、誰も傷つけない平和な時間が続くが、その中でも多少の百合要素や、徹底的なエロ水着回など、日常系に相性のいいサービス回も入っており、キービジュアルから入った視聴者の期待を裏切らない内容でした。
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評価:★★☆☆☆
癒されたい人、日常系アニメが好きな人、キャラを見て少しでも気に入った人、どうぞ。
 
 

ポプテピピック

最高:87点(2話)  平均:70.58点

 とびっきりのクソ4コマが遂にアニメ化。ポプ子ピピ美の声優が毎回、毎パート変化し、時事ネタやブラックユーモア、風刺ギャグを主とするギャグアニメ。
1話Bパートが再放送、超豪華声優陣を毎話起用と1月は話題に事欠かなかったアニメ。継続視聴する人がどんどん減っていくものの、毎話アニメニュース記事に取り上げられるほどの話題性はあった。今思えば、同じ内容を2回流すことでネタの印象を強め、記憶に定着しやすい作用を狙っている?と深読みしてみたり。
声優のアドリブや他作品のパロディをこれでもかと詰め込み、ファンにはたまらない出来となった(…のか?)
と思ったら10話でOP効果音追加したり、7話の「ヘルシェイク矢野紙芝居」、
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8話の「砂絵」など、超高等テクニックを披露したりもする。

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前評判で分かると思うんですが、本当に好みが分かれる作品です。時々Bパートを飛ばしたこともあったし。神アニメと言ってても来週見たらクソつまんないってこともあれば、逆も然り。ただ、過去作としては適さないと思うので、見るなら熱が冷めていないGW前までに見るのがいいかも。
いろいろ検索しながらこの記事を書いていたら、このアニメのパロディ元ネタを解説しているブログがありました。これを見ながら見ると倍面白かったかも。もったいないことをした…
 
評価:★★★☆☆
ポプテピピックが好きな人、ネットのネタが好きな人、20代の男性にお勧め。
 
 

学園ベビーシッターズ

最高:100点(10話)  平均:85.25点

鹿島竜一虎太郎兄弟は事故で両親を亡くしたが、森ノ宮学園の理事長に引き取ってもらう。代わりに学園の保育ルームのベビーシッターを請け負い、学園の女性教員達の子どもである狼谷鷹狸塚拓馬数馬熊塚奇凛猿渡美鳥を世話をする。
飛行機事故で両親を亡くし、虎太郎は感情を表に出さないほど内気になっているというシリアスな導入だったので、人づきあいや家族の大切さなどの教訓が入ったしっかりアニメと思いきや、始まってみればただただ元気でおませで愛情に溢れたアニメ。
結局はキャラクターがかわいいという結論に行きつくのですが、鹿島くんと虎太郎の四六時中続く兄弟愛、猪俣さんと牛丸さんが違った形で子どもたちと仲良くしていく過程、2人の友情劇と恋愛劇、濃いキャラのお父さんお母さんの親バカっぷりなどなど、理想のこどもと理想の家庭がここにあるといった出来だと感じました。お母さんたちがきれいなのなんの。

 

 
・一番好きなシーン・
【10話】
奇凛パパ「おぉー!!なんてかわいらしいニンジンさんなんやぁ~!ニンジン界いちの女神やで~!こんなん見たらもうパパ、ニンジン食べられへん!」
奇凛「パパしゃんすききらいはダメでしゅよ!へへー」
 
評価:★★★★★★
かわいい子が好きな人、心を洗いたい人、是非。
 
 

からかい上手の高木さん

最高:76点(11話)  平均:67.92点

入学式に高木さんの落とし物を届けて遅刻した西片。それに気づいた高木さんは西片にそのことをネタにからかうが、その反応を気に入った高木さんはそれからずっと西片をからかうようになる。
最終回で、入学式に上記の出来事があったことが分かり、高木さんと西片のなれそめとこれからも今までどおりの関係を築き上げていくような終わり方で最終回としては丁度いい。それも11話の「クリティカル」のおかげ。からかわれる西片をずっと見ていて飽きが来ていたところに、「高木さんと帰りたかったし。」のクリティカル発言。この発言が意図的でないのがなんとも西片っぽい。
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このアニメの主成分は西片が高木さんにからかわれるシーンであり、これがイマイチ薄い。30分ぶっ通しでみるのはやや苦しいかも。あと、一緒に登下校してるシーンや隣の席で話すシーン、夏休みに約束するシーンや、神社で雨宿りするシーンなどいろんなところでからかわれるが、最初からずっと他の友達にからかわれないのか?と思いながら見ていたが、後半でようやく数回からかわれる程度。同じクラスの正式なカップルはともかく、西片はもっと友達からからかわれる立場にいるんじゃないかなー。
・教卓の前でこれはいかんでしょ
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そんな中1番中学生らしいのはこのメガネ(ユカリちゃん)。もうちょっと評価されていいと思うけどな。
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評価:★★☆☆☆
ブコメ好きな人、ソフトMな人、中学校時代恋愛し損ねた人、見てみましょう。
 
 

三ツ星カラーズ

最高:89点(8話)  平均:76.67点

上野の街を守る小学生3人組、やや常識人の結衣、ムード&トラブルメーカーのさっちゃん、ゲーム大好き琴葉が街を平和にするため奔走する。事件を追い求めアジトから街へ公園へやりたいことや楽しそうなことを見つけたら一目散に行動する。「カラーズ」として。
小学生の、おままごとや探偵ごっこに夢中になっていた思い出。ベースはあの感覚を思い出してもらいたい。アジトを作って、毎日そこに集まり、行き当たりばったりでなにをして遊ぶか考える。ルールもくそもない中で、とにかく自由に遊びまわるのがこの3人。
「こんな取り返しのつかないことになっちゃうかもしれない」といった後ろ向きな考えが一切なく、発想がとにかくすごい。かくれんぼで隣の駅まで行ったり、ガスコンロを持ってきて野草を茹でて見たり、配っているティッシュを大量に貰って街ゆく人に福引券と交換してもらったり。その自由さが大人を巻き込み、街を巻き込む。
1番感動したのは7話のハロウィン回。仮装した琴葉とさっちゃんがJKに、「この紙を見たらゾンビです。紙を渡してゾンビだらけに」と書いた紙を渡す。するとこのJKが真に受け、あっというまに公園内の数十人がゾンビ化。3397950b.jpg (1280×720)
最終的には結衣がゾンビ化したみんなを助けるというオチだが、この時みんなを助けた結衣にゾンビ化したみんなから拍手が送られる。この「ゾンビゲーム」というただの思い付きで、数十人の人達を付き合わせ、笑顔にさせる。863f485e.jpg (1280×720)
この大人の予想(オチの斎藤も含め)を軽々と超えてくる行動力と発想力には、感動すら覚えました。
余談ですが、最初のJKがノっていなかったらここまでにはなっていなかった。やはり流行を作るのはJKなのかな。
なにも起こっていないのに、3人には毎日が大事件の連続に見える。
まさに最終回ラストの斎藤の言葉に尽きる。
「平和だ。」
 
評価:★★★★★
疲れている人、子供心を忘れている人、型にハマりすぎている人へ。
 
 

citrus

最高:83点(1話)  平均:75.83点

見た目はギャルだが恋愛経験なしの藍原柚子は親の再婚により藍原芽衣の義姉となる。段々と芽衣に惹かれていく柚子だが、芽衣の幼馴染の桃木野姫子、柚子の幼馴染の水沢まつり、修学旅行中に出会うタチバナ姉妹などの障害が阻むが、お互いのことをまだわかっていないことに改めて気づき、2人でお互いを知り学んでいく。
芽衣は終始なにしてんの?」
12話ずっと思っていたことです。芽衣の言動で引きを作り、それに柚子が思い悩み、サラはぬか喜びし。自分が好きだからプラス姉としての責任感でしっかり正しいことの分別をつけ行動する柚子が本当にすごい。
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あとはるみんがええ娘。

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つまるところ、「喧嘩する前にお互いの思っていることをちゃんと話そうね」っていうことだと思うんですよ。そういうアニメって過去何作品もあるんで、もう分かってるつもりなんです。だからcitrusを見て何か得られたかというとそうでもない気がするんですよね。もちろん込められているのはそれだけじゃないはずですので、確実に僕の受け取り不足なんですが、綺麗で可憐な見た目のアニメだからこそ、もっと感動したかったというか。
少なくとも僕には、まだ早かった。もしかしたら作品自体が薄くなってしまったのかもしれなくて、何が原因とは言えないが、不完全燃焼のまま終わってしまったのは事実。
あんまり褒めてないですが、全体の雰囲気は明るくて楽しかったです。ただテーマがテーマなだけに、絞り尽くすには難易度の高いアニメだなと。
 
評価:★★★☆☆
百合好きな人、恋愛したい人、ギャル好きなひとはどうぞ。
 
 

おそ松さん

最高:81点(9話)  平均:70.83点
2期2クール目。
2018年になってから「おそ松さん」の話をする人がどれだけいただろうか。大流行したこの作品も、ついに見納め。思い返せば面白かったなぁとも思うし、迷走してたなぁとも思う。不本意な売れ方をした芸人のような彷徨い加減がちらほら見えたアニメでした。
今期でも15話の「抜け道を使いまニッション」、20話のチャントシター、22話の無人島など、個人的に面白かったのでまぁギリギリ満足したかな。特に無人島は人気が下り坂になっていく中でのいい最後っ屁でした。
あと、最終回のF6(1期1話に出たアイドルグループ)と実松、チャントシターの回収はなんかうれしかった。
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3期は、ないかなぁ多分。でもアニメ界に新しい風を吹かせてくれたと思います。OPも全部良かったし。ありがとうございました。

 

評価:★★★☆☆
 
 

デスマーチから始まる異世界狂想曲

最高:82点(2話)  平均:73.92点

 ゲームプログラマーの鈴木一郎は仮眠から目を覚ますとゲームの中にいた。レベルは310になってしまい莫大な財宝まで手に入れてしまい、サトゥーと名乗り世界を探索する。その道中で魔法兵のゼナ、奴隷のポチタマリザアリサルル、エルフのミーアホムンクルスナナを仲間にし、RPGよろしく冒険を続ける。
主人公は仕事柄、ゲームに理解があるわけですが、突然異世界に飛ばされてあれだけ焦ってないのがすごい。その後も「いったいここはどこだ?」「なんで異世界に?」という疑問もそこそこに、「この肉いけるやん!」みたいに、異世界の食事や文化を楽観的に楽しめているのが羨ましく見えた。
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その後はレベル310の圧倒的火力と冴えわたる頭脳を武器に事件を解決していく、厨二心をくすぐられるこのアニメの肝の部分が繰り広げられていくが、並行して女の子が仲間になりハーレム化していく。どちらかといえばこっちの方がメインなのかなー。序盤はバトル、どちらかと言えばシリアス寄りなストーリーだったのが、やや日常アニメに近くなることもあった。正直戦闘とかすぐ終わったし、主人公のスキルや頭脳で人を救うストーリーが基本の図式なんだと思う。

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振り返ってみると主人公が強すぎるせいか、起伏がすごく小さかった。淡々と進んでいく感じが心地よくもあれば、退屈でもあるので好みが分かれそうな内容でした。
余談ですが、20歳の人が今季見ているアニメに「デスマーチ」を食い気味で挙げたので、めっちゃ好きなんだろうなと思いつつその時(2月中旬くらい?)はそんなに好きじゃなかったので「あー見てますよーそうっすかー」と生返事をしたけど、見終えた今、そこそこ楽しかった気がする。申し訳ないことをした。
 
評価:★★★☆☆
厨二な感じが好きな人、RPGが好きな人、かわいいキャラが好きな人は是非見てください。
 

たくのみ。

最高:75点(5話)  平均:68.50点
上京してきた天月みちるは、女性専用シェアハウスに入居し、緑川香枝桐山直桐山真とお酒のウンチクを交えながら、毎日宅飲みを楽しむ。
良くも悪くも「へー」「ふーん」「ほーん」という感想しか出なかった。15分アニメなのでバカ売れなど狙ってないだろうけど、作画や声優など、日常アニメとしての作りは隅々まで手が加えられていました。
お酒が好きな人は共感しながらより飲みたくなるし、好きでない人でも興味がわいてくると思います。「ラーメン大好き小泉さん」よろしく、これを見てお酒を買いに走った人も多いはず。
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見ていない人に見ろとは絶対に言わないが、見ている人は止めない。
評価:★★☆☆☆
お酒が好きな人、お酒を楽しく飲みたい人へ。
 
 

りゅうおうのおしごと!

最高:80点(2・3・10話)  平均:72.92点

九頭竜八一に弟子入りをした小学生の雛鶴あい。自らと2人目の弟子夜叉神天衣とともにあいを指導する。そんな中八一は名人との竜王防衛戦で3連敗し絶望するが、研修会生清滝桂香やあいの将棋への姿勢と努力を見て再起し、4連勝をもぎとり勝利する。
八一へ。「落ち着いていきやぁ~!」
タイトルの雰囲気に似合わず張りつめた空気で対局をしたり、JSハーレムをネット生配信してしまったり、巨乳に興奮したりと、なにかとリアクションに忙しく、右往左往させられたアニメでした。最終話も序盤の伏線を回収をいくつも決め、テキスト通りのアニメに仕上がっているのかもしれない。
ただそれを好くか嫌うかはもちろん個人的なもので、僕は、上の要素はともかく、10話11話の八一逆ギレシーンが不快に思ってしまった。今まで一緒に強くなってきたみんなに、竜王のタイトルがかかった試合で3連敗したから引きこもってやつあたりするのは竜王のやることではないと思う。最後まで姐弟子、空銀子に謝らないまま終わったのは正直もやっとしたままだった(あいの膝枕の件はギャグにしても)。女の子が主人公を取り囲むハーレムを強くし過ぎて、裏目っちゃったのかな。

 

9話の「龍を取られれば負けるが、相手は龍が取れない精神状態にある」というシチュエーションに持ち込み勝つのは斬新だった。カイジ的世界観が少しよぎり、なかなか良かった。

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左が中ボスだか大ボスのストーリーをカットしてる?って言ってたから原作を忠実に再現とはしてないんだろう。それがマイナスに働いた視聴者も少なからずいたのかな。

 

評価:★★★☆☆

ロリコンの人、ダブルあい意外にも幼女は出るのでお勧めです。

 

恋は雨上がりのように

最高:90点(4話)  平均:75.92点

バイト先の店長、近藤正己に片思いする橘あきら。告白するも近藤に友だち宣言されるあきらだが、引きずっていた怪我での陸上引退を近藤と喜屋武はるかとの関わりで前向きになる。近藤も旧友との出会いにより筆を取り、2人がお互いの夢に向かって走り出す。
叙情的と表すのか、感情の動きを大切にしているので、細かい画までみてるとその表現の勉強にもなりそう。
最初の印象はとにかく展開が早い。こういうアニメってすれ違ってすれ違って11話ラストとかで告白するもんだと思ってたけど、2話3話でもう告った!とびっくりしたのを覚えている。
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それからはいつからか、陸上部時代の友人と衝突したり、店長の小説家再志望ストーリーにすり替わったり、「あれ?JKとおっさんの恋愛じゃないの?」と聞きたくなる話が続きます。結局最後も付き合いたいというよりお互いが夢に向かって突き進むオチだったので、素子の差カップルという出だしで掴んだ割には静かな終わり方だなーと思いました。
このアニメの良さが染み渡るほど、自分の心が温まってなかったことを呪う。でも世間の評価もピンキリだしいっかw
 
評価:★★★☆☆
きれいな恋愛が好きな人、さわやかなアニメが好きな人へ。
 
 

ミイラの飼い方

最高:92点(9話)  平均:82.50点

柏木空のもとに父からミイラのミーくんが送られてくる。仲良く暮らしていると、親友の他月に子鬼のコニーが懐き、同級生の茂木朝はドラゴンのいさお立秋大地はバクのムクムクと一緒に暮らし、家族の一員として楽しく過ごす。
ミーくん他がかわいければ高評価、特にそそられなければスルーと二極化しそうなアニメでした。僕は前者です。1話から好きになったので12話フルサイズで楽しめました。
ミーくん達を飼い主の高校生たちが段々と家族の一員として扱っていく変化や出来事がとても感動しますが、僕の中ではそれはサブ。ミーくんたちが30分動いてくれればそれで満足と思いながら見ていました。だから神社を走り回っているだけだろうが、ドッグフードをかじってるだけだろうが、投げられるだけだろうが、すぐ泣こうがすべてがかわいくてたまらない。

ただ飼い主たちもミーくんたちを大事にし、お互いの事も大切にしながら生活し、終始穏やかで愛に溢れたアニメでした。OVAレベルのゆるーいお話を毎月見たい感じです。
アニメというものが見る人を幸せにするものとすればこれはまさにアニメでした。
 
評価:★★★★★
癒されたい人、ちょっと泣きたい人、かわいいのが好きな人へめちゃめちゃお勧めです。
 

総評

 

*1:作中では中学浪人