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ちーぴんの「笑いは血、アニメは肉」

アニメ・お笑い賞レースについて

風夏 感想

原作:瀬尾公治

監督:草川啓造

アニメーション制作:ディオメディア

 

 

榛名優は、同じ高校の秋月風夏と出会う。また、幼馴染であった氷無小雪ともTwitterで連絡が来る。三笠の勧めもあり、最終的に優、風夏、三笠、那智先輩と石見先輩でバンド「The fallen moon」を結成する。まある時、優の家の前で小雪と優が会っている写真を撮られ、Twitterで拡散してしまい、学祭でのライブは大変なことになってしまう。しかし、なんとか演奏が終わり、その後ブッキングライブにも呼ばれる。風夏はプロのスカウトを受けバンドを脱退するが、小雪の言葉で優が好きと言う自分の気持ちに正直になり、バンドを再結成することとなった。

 

原作からの大幅改変で賛否両論の作品のようです。原作では第2のヒロインが登場してくるあたり、1クールに収める手法としては上手でしたね。

 

12話の中に大きな波が2つも入っているのが、この作品の見応えをUPさせています。1つ目は小雪のスキャンダル。大小はあれど現代にもよく問題にされることなので、リアリティの高い内容でした。一般人が拡散を企む6話のラストでは恐怖を感じビビりながら7話を見ていました。卵垢で叩くツイ廃の成れの果てを見て、改めてTwitterって恐ろしくて浅いなあと感じます。今後の小雪と優くんの外で会う頻度も加味して危機感足りなさすぎだろとの意見が多いように見受けられましたが確かにその通り。小雪ファンとしては「小雪ちゃんは悪くないよ!」と言う気持ちも分かるし、あそこでファンの応援というのは女の子としての氷無小雪の心支えになったことでしょう。ただ芸能人としての氷無小雪としては問題点もあったと思います。「ワイドナショー」で取り上げられれば、松っちゃんやヒロミはなんと意見するのでしょうね。

 

2つ目が原作からの変更点。風夏が死なないからの解散寸前。「自分が結成しといて脱退するのはどうなのか」という考えが初めによぎりますが、同じくらい大事に思っている小雪のことを思っているとみればそれなりに合点がいきます。最終的にはメンバーみんなの心が広いから、基本に忠実にハッピーエンドで締めくくってくれました。プロになる夢も叶いそう、もしかしたら優くんと小雪の約束も果たせそうなこれからの未来に希望が持てる終わり方で良かったと思います。