ちーぴんの「笑いは血、アニメは肉」

アニメ・お笑い賞レースについて

M-1グランプリ2018 準決勝進出者 準々決勝ネタ感想

コンビ名 ネタ 個人採点
かまいたち USJ 96
ジャルジャル 国名分けっこ 95
マヂカルラブリー フレンチのマナー 94
トム・ブラウン 加藤一二三 94
スーパーマラドーナ 10万返して 93
マユリカ 祭り 92
見取り図 オシャレ 92
金属バット 落語家 92
三四郎 91
東京ホテイソン 遠足 90
からし蓮根 刑務所 89
和牛 仕事と私 89
ゆにばーす ねずみ講 89
ニッポンの社長 最終面接 88
アキナ 山登りのガイド 88
ダンビラムーチョ 恐いもの 87
霜降り明星 ニュースキャスター 86
ギャロップ コンパ 86
たくろう 人間ドッグ 86
インディアンス ヤンキー 86
さらば青春の光 恐い話 86
プラス・マイナス スマホゲーム 85
ミキ 新婚旅行 85
侍スライス 裁判 81
ウエストランド 結婚相談所 81

 

 1位はかまいたち。2015年の敗者復活戦で披露したネタのリメイクながら、濱家のリアクションが表情にくっきり出ていてより面白くなっていました。2年前の感想で、山内が客に話しかけるのは恐いと書いていましたが、今回は濱家が客に問うスタイルで2年前のちーぴんも安心の内容。ラスト1分半からはずっとMAXで、ほぼ満点の出来です。

2位はジャルジャル。昨年のピンポンパンゲームの第2弾とも言える言葉遊びネタ。しかしルールがピンポンパンゲームよりシンプルの為、前半から開始1分で「ドネシア」連発のボケに到達、そこから「ゼンチン」「トラリア」、更には上級編まで盛り込み、昨年で言う「ピーン!」「ピーン!」部分の爆発を複数回起こせています。ツッコミも流石だが、2本目のネタをどうするのかが気になるところ。4回目の決勝で今年ラストイヤー。もう、審査員との相性次第と思う。*1

 昨年最下位のマヂカルラブリー。「歴代チャンピオンです。」からの1ボケ目の笑いの量はトップクラス。以下いつも通りのカブせのオンパレード。…と思いきやデモンという新しい展開も用意してあり、上沼さんのアドバイスを的確に活かして(?)いました。もうひと波あれば、大満足。そして改めてじっくり見るとツッコミのタイミングが、ボケとの時差が無く非常に上手。「終わり~じゃねぇよ!」とか、特に「自分の血を垂らせって言ったの!」のピッタリのタイミングでのツッコミは感動する。

超大穴、上沼怒られ枠?のトム・ブラウン。ハゲのみちおが芸能人やキャラクターを合体させようとするが失敗し、ロン毛の布川が「ダメー!」とみちおの頭をベタコーンと叩く。これしかやらないが、快音を響かせるツッコミと、連想ゲームのような新キャラの登場がクセになる漫才。漫才か?これは。結局1番面白いのは、みちおが笑うときの顔なんじゃないか説。事務所の先輩、オードリーに続くM-1ブレイク芸人になれるか!?

こちらもラストイヤーのスーパーマラドーナ。相変わらずの確かな漫才の腕、力と怒りのこもったツッコミ、そして見事な伏線と三拍子そろった模範的かつオリジナリティのある漫才。時折出てくる田中のしょーもないボケもファンほ惹きつける。あそこだけ田中が考えてそうだな。準々決勝の漫才では、漫才コントでのボケに加え、漫才パートでもボケツッコミを入れこみ、ボリュームのある仕上がりになっています。叩き返したり思わず首を絞めそうになったりのボケは1回しか使えないから、このクオリティの漫才を2本作るのは相当大変だと思う。

 

以上が個人的ベスト5。

全体の感想としては、金属バットの「落語家」や、ダンビラムーチョの「恐いもの」など、代表作の漫才を引っ提げて勝負に出る漫才師が多い中、和牛だけは70%くらいの漫才で余力を残している。決勝進出者発表の時、和牛とスーパーマラドーナ共に決勝進出を決めた際、隣同士会釈していたのが印象的でしたが、常に決勝で披露できるレベルのネタで勝負するスーパーマラドーナと、決勝の2本に全てを賭ける和牛、どちらに軍配が上がるのか楽しみです。

ラストイヤーは上の2組に加えて「ギャロップ」と「プラス・マイナス」(真ん中の点あったっけ?と思って調べたら、2016年に改名していた)。決勝進出者の発表で明暗が分かれた2組。是非頑張ってもらいたい。

そうか、ちょっと気が早いけど来年のM-1は、ジャルジャルスーパーマラドーナがいないのか。ちょっと物足りない気が…

*1:昨年は松本1位、巨人3位タイ、上沼4位タイ、大吉6位タイ、小朝6位タイ、礼二8位タイ、渡辺8位