AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION- 感想
原作:ACQUIRE
監督:博史池畠
アニメーション制作:GONZO
黒い影に取りつかれ凶暴化し人を襲うバグリモノ(黒バグ)との戦いに巻き込まれた伝木凱タモツ。破族の万世架まとめとともに秋葉原自警団としてバグリモノ退治に勤しむ。その原因は秋葉の人々の乱れた気によって破族が消滅することを恐れるまとめの祖母、ふかめだった。
秋葉原を舞台に繰り広げられるギャグアニメ。秋葉原あるあるや、マニアックな話題のパロディネタがギャグ内容として多いです。元ネタがよぎるか否かで笑いの量は変わると思いますが、そんなに分からなくても面白いと思います。これを機に元ネタを知って楽しむ手法もあるだろうし。
僕は多分ぐう聖みたいなキャラが好きなんですが、にわかはそれを具現化したようなキャラで大好きでした。さらわれた後たもつとゲームするシーンや喧嘩するシーン、しれっとまにあーずでセンターになってるとこも全部好きです。ラブコメ要素を担っているまとめやオンバトのダイノジばりにコスプレしまくりの有紗も全員好き。まとめの苗字にすら「万世」を忍ばせていることに今気がついてもっと好きになりました。
アニメとしてさらに好きなのは次回予告。尺スレスレにネタ度の強いワードセンスをねじ込む面白さは、涼宮ハルヒの憂鬱のキョンを彷彿とさせます。捨てるとこなしの無駄のないアニメで大満足でした。
PVから注目していたイヤホンズ再稼働。OPとEDを1曲ずつ担当し、100点に近い出来だと思います。「それが声優!」の時はネタしちゃうレベルだったのに、めちゃめちゃ良くなったなあ。