霊剣山 叡智への資格 1話知ったか解説+感想
キッンタン王舞「みんなー、今期の覇権は何かなー?…そうだね。霊剣山だね。」
1期の記憶が新しい者の代表として、出来るだけ分かりやすくお話しします。もっと面白いと思ってほしいから。
仙人になるための修行(=修仙)を行うグループ(=門派)の1つ、霊剣派。ちなみにTOP5の1つであり、あとの4つは盛京仙門、万法仙門、昆侖山、軍皇山だそうです。築基期*1以下の修士に「下界に降りて俗世と触れる」という試練を与え、生まれ故郷に帰っていくところから始まります。
Aパート
王陸「俺の村が黄色く濁って見える」
その他、村人のよそよそしさから、王陸は村の異変を感じます。
村長「仙人様に聞こえたら大変なことになる。」
王陸の村には七星門が出入りしており、仙人を連れてきては、幼馴染の小虎含め金持ちばかりが甘言につられ仲間に引き込まれています。
過去6000年仙人になった人はおらず、リーダー格の周先生も怪しい。
- 霊根というのはが修行上の素質のことであり、これがない人はどうあがいても仙人になれません。修行すらできません。
- そこで1期11話にも出てきた人造霊根に需要が集まります。霊根が無い凡人でも仙人になれる唯一の方法ですが、バカ高く効果もさほどない*2ので「体験版霊根」「アッカリ~ン霊根」呼ばわりされています。だから11話で盛京仙門が持っていたのはともかく、七星門とかいうマイナー門派が持っているわけないじゃん。という推理です。
七星門の言う誠意に難色を示す王陸パパのもとに、王陸が乗り込みます。
人造霊根を持っているわけがないとの突っ込みに、「人造霊根を開発した六和祖師(リクワソシ)は私の師弟だ」と反論。しかしその後の口論で王陸に押され、猛毒の塗られた釘で殺そうとするも失敗。ここで皆さんお待ちかね大人気のシーンですね。
僕から見たこのシーンの魅力はもう1つあって、「ぅえー」の方ではなく「こんなもん、あやちゃんの星を眺めるパイよりぬるいじゃん」に注目してほしいんですね。1期で聞宝との特訓シーンで一緒にあやちゃんの激マズ料理を食べていたんです。なんでここで飯食う必要があるんだ?と思っていたのですが、ここへの伏線だったのでしょう。稀代の天才と呼ばれるにふさわしく、無駄のない特訓とそれを行う意義や目的を考え付く頭脳。流石ですね。
モブ村民「うちのワンちゃんだって、実は霊根持っててさ~!先生のお陰で開花したんだよ~!」そんなことあるんか?w
Bパート
小虎が周先生をかばい、小虎が七星門に堕ちたことを受け入れ、周先生の差し金で村民は王陸を魔物扱いするように。
ここでもあやちゃん料理が効いていますね。ていうか完全に弥勒様なんだよなあ。
「まさか霊剣派が!撤退しますか?」「いや、諦めるのは惜しい。」
今後は村を守るため、七星門との対決になるようです。
1話 95点
1期よりシリアス路線が多いが、堅いシリアスというよりは柔らかいシリアス。1期ですべきだった世界観の説明がなされ、明確な方向性も決まりました。出来としては完璧だと思います。1期を前座呼ばわりする気もないが、1期を堪えて見た人に2期というご褒美という印象です。
エンディングさあ、卒業式の合唱みたいなのどうにかならんか?